毎日、田んぼに通う理由。親から受け継いだ「稲をよく見る」というお米作りの基本

「今日も元気かな?」

私たちの日課は、毎朝すべての田んぼへ足を運び、稲の様子をじっくり観察することから始まります。

実は就農したばかりの頃、私は「毎日見に行かなくても、お米は勝手に育つのでは?」と思っていました。ですが、自分で本格的にお米を作り始めて気づいたのです。こまめに足を運び、声をかけるように見守った田んぼほど、秋にはふっくらと甘い、おいしいお米を実らせてくれるということに。

美味しいお米作りには、恵まれた自然環境も欠かせません。私たちの田んぼには、近くの山から届く冷たく澄んだ雪解け水が流れ込んでいます。この清らかな水を、その日の気候や稲の成長に合わせて細かく調整するのが、美味しく育てる秘密です。

さらに最近では、化学肥料をできる限り減らし、土が持っている本来の力を引き出す「土の健康診断(土壌分析)」という新しい挑戦も始めました。稲が自分自身の力で栄養を余すことなく吸収できるように、土台から環境を整えています。

親から受け継いだ「稲をよく見る」という言葉を胸に、今日も私たちは田んぼへ足を運びます。
そんなお米と誠実に向き合う私たちの日常から、お客様へ笑顔と安心をお届けできたらうれしいです。

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